7月
7
文化とは如何に動くのだろうか
6月
25
ええっと〜。
えーとサッカーのワールドカップも日本チームの決勝トーナメント進出が決まったようですが、勤務校の大学案内とかで使われている写真で、ナイキのスウォッシュマークを回転して2重にしたようなロゴにYASUDAと描かれたTシャツを来ている私を見かけた方も多いのではないかと思います。僕はある種のシャレとしてやっているつもりだったんですが、関係者の皆様にはこのシャレが全くといってよいほど伝わっておらず、「安田先生ってただのナルシシスト???」くらいならいいけど、「安田先生って、名前描いてないと自分のTシャツの見分けもつかないらしいワヨ」とか、「安田先生んちって、家族全員あのTシャツ来てるらしいぜ」とかいうまことしやかな噂が流れているというような話を耳にしたんで、ちょっとこの際、あのYASUDATシャツについて、ちょっと文脈化しておきます。
4月
21
パリ在住の日本人コスプレ歌謡デュオ、レ・ロマネスクがTBS「あらびき団」に出演しました(見られなかった!)。で、グーグルやらヤフーで検索してなぜか僕のサイトに来られる方が多いようなので、老婆心ながら(そして突然)レ・ロマネスク情報について。
2月
2
うかつにも人生の1/3程を過ごしてしまったフランスに来ております。主目的は、来年度から正式に開校する横浜文化創造都市スクール(通称・北仲スクール)での講義のための資料集めと人脈づくり。フランスで人脈作ってどうすんのっていわれてもすぐにはあれなのですが、とにかく日本のポップカルチャーがいろいろな形で入り込んでいる国でもあり、その辺で学際的・国際的なプロジェクトが出来ないだろうかという、中長期的展望にたって動いています(少なくとも気持ちはそのつもり)。講義というのは八月末(予定)に集中でやる予定で、これは特にパリと東京の都市空間と文化生産・消費というような括りでやりつつ、そこに京都という街を絡めるようなことを考えています。 Continued…
7月
2
初出:安田昌弘「ヒップホップ、近代、ストリート-パリ及び東京のヒップホップシーンに関する一考察」 『ExMusica』vol.4 pp.55-65 2001年
ロラン=バルト(1970)は日本を題材にしたエッセイの中で東京の中心は空であると言った。もちろん彼は記号学的な立場から日本を眺めており、またその観察は表面的なものに終始するのだが、東京と、彼が対照させている筈のパリという都市、郊外空間の生成を繙くなら、別な意味で東京とパリの「中心」のあり方、そして「周縁」のあり方の違いが見えてくるだろう。つまり、東京の中心は浮き草のように移動するのに対し、パリのそれは蝸牛のように動かない。パリ市内(intra-muros)とパリ市外(extra-muros)は未だに19世紀中盤に端を発する壁(現在は環状自動車道)によって区切られるが、東京はもはや首都高速環状線や山手線では囲いきれまい。
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